一切合切:3月31日の四字熟語&何の日 [四字熟語]
本日3月31日は
「オーケストラの日」です。
日本オーケストラ連盟が2007年1月に制定し、その年から実施。
「み(3)み(3)に一番」「み(3)み(3)にいい(1)ひ」(耳に良い日)の語呂合わせと、春休み期間中であり親子揃ってイベントに参加しやすいことから。
本日の四字熟語は
「一切合切(いっさいがっさい)」
意味:
なにもかもすべての意。
※「一切」「合切」はともに全部、残らずみなの意で、同意の語を重ねて、「一切」の意味を強めたもの。「切」は「財」とも書く。
例を考えてみると
・家財を一切合切持って夜逃げした。
~感想一言~
年度末です。私は特に変化がありませんが、この機会に気持ちを引き締めて来年度の目標を考えてみようかなと思います。
一刻千金:3月30日の四字熟語&何の日 [四字熟語]
本日3月30日は
「マフィアの日」です。
1282年の3月30日、マフィアの名前の由来となったとされる「シチリアの晩鐘事件」が起こった。
当時のシチリア島はフランス国王の叔父であるシャルル・ダンジューの苛酷な支配下にあった。
1282年の3月30日は復活祭の翌日の月曜日であり、晩祷(ばんとう)の為に教会の前に市民が集まっていた。そこへフランス兵の一団がやってきて、その土地の女性に手を出そうとしたため、その女性の夫はいきなりその兵士を刺した。その場に居合わせた他の市民もフランス兵に襲いかかりへいしの一団を全員殺してしまった。そのとき晩祷を告げる晩鐘が鳴ったことから、「シチリアの晩鐘事件」と呼ばれる。
この叛乱は全島に拡大し、フランス人は見つかり次第に殺され、その数は4000人以上に及んだ。この叛乱の合言葉「Morte alla Francia Italia anela(全てのフランス人に死を、これはイタリアの叫び)」の各単語の頭文字を並べると「マフィア(mafia)」となり、これがマフィアの名前の由来であるという説がある。
シャルル・ダンジューのアンジュー王家はシチリアから追放され、代わってシチリアの支配者となったアラゴン王家との間に20年に及ぶ戦争が起こった。
本日の四字熟語は
「一刻千金(いっこくせんきん)」
意味:
わずかな時間が千金にも相当する意。時間の貴重なことのたとえ。貴重な時間、良い季節や楽しいひとときなどが過ぎ去りやすいのを惜しんでいう語。また、時間を無駄に過ごすのを戒める語。
※「一刻」はわずかな時間。もとは出典によって、春の夜のひとときが千金にも値するほどすばらしい意。「千金一刻(せんきんいっこく)」ともいう。
例を考えてみると
・残り時間がわずかと考えるといつでも一刻千金に思えるよ。
~感想一言~
マフィアの名前の由来がフランス人とイタリア人との戦争ということが意外な気もしますが、イタリアにマフィアが多いイメージがあるので少しつながりを感じます。
お金は取り戻せても、時間は取り戻せないので、常に一刻千金だと言っても過言ではないと思います。
一口両舌:3月29日の四字熟語&何の日 [四字熟語]
本日3月29日は
「マリモ記念日」です。
1952年の3月29日、北海道阿寒湖のマリモが国の特別天然記念物に指定された。
同時に、富山湾のホタルイカ群雄海面、鹿児島県出水市のナベツル、高知のオナガドリ等も国の特別天然記念物に指定された。
本日の四字熟語は
「一口両舌(いっこうりょうぜつ)」
意味:
前に言った内容と後に言った内容が食い違うこと。前に言ったことと違うことを平気で言うこと。一つの口に二枚の舌がある意から。二枚舌。
例を考えてみると
・昨日ベジタリアンだと言っていた人が、今日は美味しそうに肉を食べている。一口両舌にも程がある。
~感想一言~
本日はいくつか同時に天然記念物に指定された日ですが、名前が付いたのは「マリモの日」というのは面白いですね。
筆者は子供の頃、お土産で貰ったマリモを飼った(?)ことがありますが、あまりに変化しないのですぐに飽きた思い出があります。
実際は成長がとても遅いので(直径6cm程で150年~200年といわれている)、見た目では成長を感じにくいと思います。
一件落着:3月28日の四字熟語&何の日 [四字熟語]
本日3月28日は
「シルクロードの日」です。
1900年の3月28日、スウェーデンの探検家・地理学者のスウェン・ヘディンによって、廃墟になっていたシルクロードの古代都市・楼蘭(ろうらん)が発見された。
本日の四字熟語は
「一件落着(いっけんらくちゃく)」
意味:
ある物事が決着、または解決すること。
※「一件」は一つの事柄や事件。「落着」はおさまりがつくこと。解決すること。
例を考えてみると
・迷宮入りかと思われた事件だったが解決し、一件落着だ。
~感想一言~
問題が解決してもわだかまりが残る場合は、一件落着したとはいえない感じがします。
過去に繁栄したものが、現在は廃墟になっているというと、時の流れの大きさと、わびしさを感じます。
一挙両得:3月27日の四字熟語&何の日 [四字熟語]
本日3月27日は
「さくらの日」です。
日本さくらの会が1992年に制定。
3×9(さくら)=27の語呂合わせと、七十二候のひとつ「桜始開(さくらはじめてひらく)」が重なる時期であることから。
日本の歴史や文化、風土と深く関わってきた桜を通して、日本の自然や文化について関心を深める日。
本日の四字熟語は
「一挙両得(いっきょりょうとく)」
意味:
一つの行為で、同時に二つの利益が得られること。一つで二つの利益が得られること。また、わずかな労力で多くの利益を得るたとえ。
※「一挙」は一つの動作・行動。
例を考えてみると
・安い物件があったので、田舎へ引っ越すと近所の方からいろいろお裾分けいただいた。一挙両得の気持ちだ。
~感想一言~
まさに今、桜が開き始めていて、さくらの日に相応しい日です。
桜と日本の歴史や文化、風土との関わりを調べてみることも面白そうです。
一挙両失:3月26日の四字熟語&何の日 [四字熟語]
本日3月26日は
「カチューシャの歌の日」です。
1914年の3月26日、島村抱月と松井須磨子が起こした芸術座が、トルストイの『復活』の初演を行った。この中で歌われた「カチューシャの歌」が大流行した。
本日の四字熟語は
「一挙両失(いっきょりょうしつ)」
意味:
何か一つの事を起こすことで、それとともに他の事でも一時に損害を受けること。一つの行動で、他の事までもだめになること。
※「一挙」は一つの行為・行動。
例を考えてみると
・犯罪を犯すと、社会の信用と家族の一挙両失することになるだろう。
~感想一言~
3月最後の週末です。年度末でもあり、新しい生活を送る人は慌ただしいのではないかと思います。
桜の時期ですが、ここ愛知ではまだお花見するには少し早いですね。
一挙一動:3月25日の四字熟語&何の日 [四字熟語]
本日3月25日は
「電気記念日」です。
日本電気協会が1927年9月に制定。
1878年の3月25日、東京・銀座木挽町に開設された中央電信局の開局祝賀会が虎ノ門の工部大学校(現在の東京大学工学部)で開かれ、式場に50個のアーク灯が点灯された。日本で初めて灯った電灯だった。
本日の四字熟語は
「一挙一動(いっきょいちどう)」
意味:
ちょっとした動作・振る舞いのこと。ちょっとしたしぐさ。ちょっと手をあげたり、ちょっとからだを動かしたりの意から。
※立ち居振舞い・しぐさを表す「挙動」を分けて、「一」をそれぞれに添えたもの。「一挙手一投足」と類義。「一」はちょっとした、また一度の意。
例を考えてみると
・一人芝居では俳優の一挙一動にまで注目されていた。
~感想一言~
タイムリーですがもうすぐ電力自由化が始まりますね。
変えたほうが良いのか調べようか迷い中です。
一虚一盈:3月24日の四字熟語&何の日 [四字熟語]
本日3月24日は
「ホスピタリティ・デー」です。
日本ホスピタリティ研究会(当時)が1994年に制定。
数理学的に、3は新しいものを創り出すエネルギー・創造・自己表現等を、2は調和とバランス・思いやり・協力・理解力・人間関係を象徴し、4は全体をつくりあげる基礎を表す数とされ、3・2・4はホスピタリティに関連性の高い要素が多く含まれていることから。
思いやりのある社会を築くために、ホスピタリティを意識的に実践する日。
本日の四字熟語は
「一虚一盈(いっきょいちえい)」
意味:
あるいは虚しく、あるいは満ちる意。一定の形を保たず、消えたり現れ満ちたり、常に変化して予測しにくいことのたとえ。
※「虚」はむなしい、なくなる意。「盈」は満ちること。「一…一…」は「あるときは…あるときは…」の意。
例を考えてみると
・人生の中での気持ちの変化は、様々な要因が重なって一虚一盈するものだ。
~感想一言~
人と人に対していうホスピタリティはいわゆる「もてなし」の行動や考え方ということです。
サービス業をしていると、よくホスピタリティという言葉が出てきます。
「思いやりのある社会を築くために、誰もがホスピタリティを持って行動する。」[←]確かに出来れば良い社会になるだろうし、実践したいものだと思います。
一球入魂:3月23日の四字熟語&何の日 [四字熟語]
本日3月23日は
「世界気象デー(World Meteorological Day)」です。
世界気象機関(WMO)が、発足10周年を記念して1960年に制定。国際デーの一つ。
1950年の3月23日、世界気象機関条約が発効し、WMOが発足した。
WMOは、加盟諸国の気象観測通報の調整、気象観測や気象資料の交換を行っている世界組織である。日本は1953年に加盟した。
本日の四字熟語は
「一球入魂(いっきゅうにゅうこん)」
意味:
一球一球の球(たま)に全力を傾けること。精神を集中して、一球を投ずること。野球が生んだ造語で、多く野球にいう。
※「入魂」は物事に魂を込めること。全神経を傾けること。
例を考えてみると
・一文字一文字に一球入魂して文章を完成させた。
~感想一言~
天気に限らず未来の予想は難しいと常々感じます。
何かに一球入魂できれば、その分野で活躍できるのではないかと思います。
一騎当千:3月22日の四字熟語&何の日 [四字熟語]
本日3月22日は
「放送記念日」です。
日本放送協会(NHK)が1943年に制定。
1925年の3月22日、社団法人東京放送局(現在のNHK東京放送局)が日本初のラジオ仮放送を始めた。
東京・芝浦の東京高等工芸学校に仮スタジオを設け、午前9時30分、京田武男アナウンサーの「アー、アー、アー、聞こえますか。JOAK、JOAK、こちらは東京放送であります。こんにち只今より放送を開始いたします」という第一声が放送された。
元々は3月1日に放送を開始する予定だったが、購入予定の日本にたった1台しかない放送用送信機が、同じく設立準備中の大阪放送局に買い取られてしまった。
そこで東京放送局は、東京電気研究所の送信機を借り放送用に改造して使用することにしたが、2月26日の逓信省(後の郵政省)の検査で「放送設備は未完成のため3月1日からの放送は出来ない」と判断されてしまった。既に3月1日から放送を開始すると報じており、また、大阪放送局よりも先に日本初のラジオ放送を行いたいということで、「試験放送」という形で逓信省の許可を受け、なんとか3月1日から放送を開始することができた。
22日には逓信省から正式に免許を受けて仮放送を開始し7月12日に愛宕山からの本放送が開始された。
大阪放送局はその年の6月1日から仮放送を開始した。
本日の四字熟語は
「一騎当千(いっきとうせん)」
意味:
群を抜いた勇者のたとえ。また、人並みはずれた能力や経験などのたとえ。一人の騎兵で千人もの相手にできる意から。
※「当千」は「千に当たる」で、千人を敵にできる、千人に匹敵する意。「千」は「ぜん」とも読む。
例を考えてみると
・決勝大会では、予選を勝ち抜いた一騎当千の猛者たちが集まるので、厳しい戦いになるだろう。
~感想一言~
放送記念日とはラジオの放送記念日のことですね。
何事にも初めはトラブルがつきものですが、どんなトラブルが起こり、どうやって乗り越えたか。を知ると、今後、参考になるかもしれません。
一騎当千、どんな分野だとしてもそのような人を目指したいものです。